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東大卒の期待の新人が・・・

東大卒の期待の新人。土曜日の社員旅行では特におかしなところは無かった
のに、月曜日に無断欠勤。数日の無断欠勤の後、突然失踪。いまだに消息不明・・・。


女性営業職。支店長の異常とも言える業務命令を苦に自社の入居するビルより
飛び降り自殺・・・。


管理職一歩手前の若手社員。新婚。通勤途中に地下鉄に飛び込み死亡。原因
不明・・・。


国際部の管理職。アメリカのテロ関連の後処理を担当。自殺(業務との関連性は
不明)・・・。



やりきれないようなケースばかりですが、いずれも私の周りで実際に起きてしまった
不幸です。


こうした「最悪」のケースに到らないまでも、精神のバランスを崩し出社できなくなり、
ついには会社を辞めていく・・・。


あるいは会社に恨みを抱いたまま、次の就職先も決まらないまま会社を辞めていく
・・・。


これらの不幸は、絶対に避けられなかったのでしょうか?本当に、自ら死を選んだり、
会社を辞めるしか方法はなかったのでしょうか?


もしかしたら、いえ、間違いなく、彼ら・彼女らには別の生き方があったはずなのです。


でも、その存在を信じることができないほど追い詰められてしまったのでしょう・・・。


異常事態です。まったくもって、今の日本はそうとしか言えません。本当に、やり場
の無い怒りを抑えることが出来ません・・・。


申し遅れました。私、川端 裕と申します。ショッキングな書き出しになってしまい
ましたが、あなた様にはどうしても、この手紙を読んでいただきたかったのです。


なぜかと申しますと、最初に書いたとおり、最近の会社勤務はいわれのない
ストレスや理不尽で溢れており、それが原因で誤った選択を強いられる「犠牲者」、
「被害者」が激増しているからです。


彼ら・彼女らほどでないにせよ、あなたも誰にも相談できないまま「理不尽」にじっと
堪えていらっしゃるのではありませんか?



たった一人で悔し涙を流されているのではありませんか?


そして、本当はその必要はないのに、「会社を辞める」ことを選択してしまっている
のではありませんか?


仮にですが、「あなたは、そもそも、そんな苦行に耐える必要は無いのかも
しれません。それどころか、あなたが受けた苦痛の対価を会社に請求できる
かもしれませんよ!」とか「あなたがもっとあなたらしく生きる方法が別にあるかも
しれませんよ!」と言われたら、どうお感じになりますか?


ご興味ありますか?


ここで、少し私自身のことについてお話させてください。


私の本業は「行政書士」と申しまして、弁護士と同じ法律家です。そして、法律家
になる前は、金融系の会社で人事・総務セクションのマネージャーをしておりました。


なので、国が身分を証明する「法律家」ではありますが、最近、上記のような「不幸」
にたて続けに遭遇したため、「なにか出来ないか?自分にもなにか役に立てること
があるのではないか?」と思い悩んだ結果、
「会社勤務の悩みに関する無料相談」
を行うことに致しました。


無料ですので、当然、身分を明かしていただく必要はありません。


「これって、私が悪いの?」や「おかしいのは会社の方じゃ・・・」と感じることがあった
時は、ぜひ、お気軽にお声掛け下さい。


労働・雇用関係法務のエキスパートが、あなたの立場に立って親身にサポートさせて
頂きます。


なお、「相談する気は無いけど、いざとなったときのために情報は欲しい」ですとか、
「実は辞めようか悩んでいるけど、それを決断する時のチェックポイントみたいな
ものがあれば助かる」と言う方には、ガイドブック
『たった60分で会社の辞め時が
わかる!』
を、こちらも無料で差し上げています。


ただし、ガイドブック原本は毎回小ロットで製作しており、数に限りがございます
ので、品切れの際は、恐れ入りますがご容赦願います。


最後になりましたが、くれぐれも結論は急がないで下さい。


心よりお願い申し上げます。

せっかくご縁のあった会社ですから、あなたさまにとっては、そこで優秀な社員
として働き続けられることが何よりの幸福だと信じますが、そうではなくなって
しまったとしても、なんら悲観することはありません。


私自身がそうでしたが、あなたが今遭遇しているトラブルは、実はトラブルではなく
「チャンス」なのかも知れません。


仮にそうだったとしても、それは後になって、ふり返ってみないと分かりません。


今をときめくニューヨーク・ヤンキースの4番打者の松井秀喜さんは、高校時代の
甲子園で全打席敬遠され、全く勝負をさせてもらえませんでした。その結果チーム
は敗退し、甲子園で優勝すると言う松井選手の子供時代からの夢は叶いません
でした。


そのときの松井選手はバットを投げて、その怒り、悔しさ、そして無念さをあらわに
しました。


けれども、その前代未聞の「全打席敬遠」事件によって、松井秀喜という名前が、
野球ファンだけでなく、広く一般の人々に知られるきっかけとなったのです。


それこそが、松井選手がちっぽけな島国の天才野球少年から、文字通り「世界一
のバッター松井」へと変貌を遂げていく怪物伝説の本当のスタートだったのです。


全打席敬遠されたときの松井選手は、恐らく「こんな話があるか!!こんなバカな
話があるか!!」というやりきれない気持ちで一杯だったと思います。


「これで俺も、もう1ステップ上に行けるな・・・」とは夢にも思わなかったと思います。



時間がたってみて、初めて「あれは不幸ではなくて幸運の始まりだったんだ!」とわかる
のです・・・。


                                             川端 裕



追伸

長い手紙をお読みいただきありがとうございました。これも何かのご縁だと思い
ます。いつの日か、あなた様とより緊密なご縁ができることを心から祈っております。